その親子に、今(現在)に合ったアドバイスを
一緒にお子さんを見て、その親子の「現在(いま)」に合ったアドバイスするには、何組までならそれが可能か
最大4組…スタート当時のスタッフさんと試行錯誤をしながら出した数です。
子育てKitchenの親子料理教室は一回の定員が最大4組の親子
一体感があって、みんなで話をしたり質問しやすい最大人数
・疎外感を感じる人を出さず
・その親子に必要なアドバイスができて
・子どものケガのリスクが少ない人数
人は、性格も感じ方も違えば、行動が違います。
それぞれの親子に、その時に必要な声かけやアドバイスが全然違います。
子どもはあっという間に成長して行動が変わってしまうので、親も常に対応の仕方のバージョンアップが求められます。
そんな戸惑いを口に出して解決の糸口をつかんでほしい。
他人の子育てを見聞きできることは、目からウロコ・・・の解決法が見つかることもしばしばです。
子育てKitchenを始めた時、最初は7~8組の親子が参加する大所帯のスタートでした。
親子で楽しく料理はできたのですが、
大人数だと
・複数のグループができ、話の中に入れない人がでてくる(疎外感を感じた人がいる)
・全体の進行、ケガをしないようにするので精いっぱい
・その親子に必要なアドバイスをするどころではない。
・人数が多いほど、周りに気を取られ、子どもの意識が料理に集中できない(ケガのリスクが高まる)
これは、私が作りたかった空間とは違う。
そこで、当時のスタッフさんたちと話し合いで決めたのが4組でした。
ママ達の子どもへの真剣な思いは、ひしひしと伝わってきます。
その思いに子どもが毎回答えるかといえば「NO」
子どもの気持ちも尊重しつつ、ママの気持ちに寄り添いながら、「親子料理教室」は進められていきます。
作る時間だからと言って、強制はしません。
でも、子ども達はたった4回でメキメキと上手になっていきます。
ちょっと高度なことがたくさんある「料理」は、毎回ワクワクがいっぱい。
できた後には達成感があり、子ども達は料理をすることが大好きです。
そしてママ達も、子どもを信頼して任せていけるようになります。
この「信頼」がこの先の「親離れ」「子離れ」に大きく影響していくので、この話はまたの機会に。
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