大人の言動で子どもの脳が委縮する
疲労がたまっていたり、ストレスを抱えている時、
つい子どもにきつく当たってしまった経験はありませんか?
子育てKitchenのゆみです。
私はあります。
そこまで言わなくてもいいのに、つい怒鳴ってしまったり、時には手が出てしまったり。
4人の子育て中は平穏な日常ではなく、毎日が精一杯で
自分の感情がうまくコントロールができなくなってしまう日もありました。
心と脳は繋がっているので、心がひどく傷つくと、脳も傷つくそうです。
「子どもの脳を傷つける親たち」 友田明美著 NHK出版新書 によると、
子どもを傷つける意思の有無に関わらず、行為の重い軽いにかかわらず、
子どもが傷つく行為はすべて「マルトリートメント(避けるべき子育て)」
体罰は屈辱という「心への暴行」
身体の痛みより、屈辱・恥辱が心に残り、脳に傷がつくそうです。
私が一番驚いたのは、直接子どもに暴言を浴びせたり、手をあげるよりも、深い傷になりえるのは
夫婦間の言い合いや、祖父母への中傷を聞いた時。
卑しめられることへの嘆きと、血のつながりを悲観し、自分が否定された気になるそうです。
心の傷です。
こういうことが度重なってしまっている子は、脳の一部が委縮してしていたり、肥大する部分がることが研究で分かっているそうです。
(マルトリートメントを受ける時期と、内容により、影響を受ける場所が異なる)
もう過去のことなので、うちの子どもたちには申し訳ない限りですが、
親もストレスフルにならないよう、時には手を抜き、気を抜き、心と体を休めることは大切だな~とあたらめて思いました。
むしろ、ママの心が健康でいることが大切なので、
疲れ気味だと思ったら、
大手を振って、家事の手を抜きましょう(笑)
ちなみに、幼少期(0~5歳)は特に、親から子への絆を育む大事な時期で
親に愛されてる安心感・信頼感 ⇒ 心の安定 ⇒ 子どもの社会性を育む
抱っこや手を繋ぐなどのスキンシップは、たくさんした方がいいそうです。
抱っこやスキンシップをすることで、オキシトシン(愛情ホルモン)がでて、
親子相互に、穏やかになるそうですよ♡
つい口や手が出てしまったら、
その日は意識して、少しの時間でもスキンシップを心がけたいですね。
今日はこの辺で