わたしたちが大事にすること
■「子育て」は「個育て」
あれもこれもできるようになってほしい。それは多くの親の願いかもしれません。しかし、同じ親から生まれ育っても、性格が違えば興味も感じ方も考え方も違います。平均を目指すのではなく、その子どもの興味や好奇心、得意なことを認めていく子育てを大切にしています。
■子どもの好奇心は「期間限定」
高校生になってから「こどもが本を読まない」「将来を考えようとしない」と嘆いても、それは子どもに楽しさを見つける習慣がついていないから。子どもは2歳前後から就学ころまでは好奇心でいっぱい。そのころの親の声かけや環境作りが、子どもの成長に大きく影響します。
■「成長支援」のコミュニティ
子どもたちのチャレンジを促し成長を支援するには、親が子どもの自主性を尊重し認めることが必要です。しかし、日常の忙しさから、子どもの要望を後回しにしてしまいがちなのが、現実です。子どものチャレンジと成長を支えていくには、親だけにとどめず関係性―コミュニティが不可欠とわたしたちは考えています。