子育てkitchenって、どんなとこ?

子育てkitchenは、NPO法人化して1年を迎えました。

 

料理教室や絵本講座・子育てカフェなどに参加した方を交えて、

この団体を見つめ直す機会を持ちたい・・・ようやくその第1回座談会を開催しました。

   

    リピートしてくれるのはどうして?

    役立っているのはどんなこと?

 

お茶とお菓子でゆるっとざっくばらんなガールズトーク。

参加者と主催者という立場を越えて、つながっている喜びがありました。

さあ、どんな話が飛び出したでしょう?

 

 

【参加者座談会】

子育てkitchenってどんなとこ? 

~ココだけの魅力

 

参加者 Rさん (4歳男子 2歳女子のママ)

    Yさん (5歳女子のママ)

子育てkitchen

   理事長 ゆみさん

   副理事 ホリデーさん

   スタッフ あやこさん

   副理事 とこ(文責)

 

 

 

  • 子育てkitchenで変わった!!

————まず、子育てkitchenに参加のきっかけを教えてください

 

Rさん  子育てkitchenには1年前くらいに参加しました。息子が3歳のときですね。

    台所育児がしたくて自分で本を読んでいろいろ試行錯誤していました。

    でも、包丁の壁が越えられなくて・・・あーひとりじゃ無理だって

    ここに飛び込んだ感じです。

 

 

Yさん 子育てkitchenが白山に移転してすぐに参加しました。

    わたしも料理ですね。

    子どもがやりたいっていうのに、自宅だとできなくて、

    いろいろ探したんですけど幼稚園入ってから参加できるところばかりでした。

    こちらをたまたま、見つけて、迷いなく申し込みましたね。

 

 

————お二人とも、1回だけ1つだけ参加・・・じゃないですよね。

 

Yさん そうなんですよ。ワンクール終わって、少しするとまた来て。

    これを何度か繰り返してます。

    娘は、ここに来ないことを「今でもお休みしているだけ」と思ってて(笑)

    幼稚園に入るとなかなか時間がとれないので、入園する前に始めておいてホント

    よかったです。

 

Rさん 主人と息子のペアでも、またkitchenに参加してます(笑)

    わたしは絵本が好きなので、絵本講座にも参加してます。

    どうしてもいやなことが続いて、なんか気分を変えたくて

    子育てカフェに飛び込みで参加させてもらったこともありますね(笑)

 

 

———–ここに参加した体験が活きているなと感じることありますか?

 

Yさん  たくさんあります!

        プロに聞いたほうがいい。親子だと甘えが出ちゃって

        かえって危険っていうか。

     わたしひとりが見ているんじゃないから、それも安心だし。

 

     家でやるのも、ここに来る前と来てからは違います。

     自分の気持ちがまず、違います。

        「やる」って言われたら「あ、いいよ」って

     任せられる。譲れることが増えたんです。

 

        子どもに接するゆとりができたんですよね。

     一緒に来た友達ママも「変わったー」って言ってます。

 

Rさん  なんか、みんなね、「台所は危ない場所だ」って親が何度も言うから

     子どものほうが3・4歳になると、もう近寄りもしなくなるんですよ。

 

     もったいなーーーーーーい!

                 一緒にやればいいのにーーーーー!

     やりたいっていう時期にやらずに、これからもっと大きくなる中で

     またやりたいって思う時期が来るのかな?って。

     だって、小学生男子に教えるのなんて、難しいですよね?

     幼稚園のママにも「やるなら、いまだよ」って言いたくなる~(笑)

 

 

 

  • キャベツとレタスの違いがわからない若者って

————–そのあたり、どう伝えたらいいんでしょうね。

 

Rさん  実はわたしも、ネットで探してすぐに子育てkitchenを見つけてたんです。

        写真も見たし雰囲気もなんとなくわかるのに

        すぐには申し込めなかったです。

 

        なかなかその一歩がでなかったんですけど、児童館で子育てkitchenに行って

        いるって人に出会って「一緒にやろーよー」って言われて参加できました。

        口コミって、ありますよね。

 

Yさん  いま、こういうのもあるよと言うとすぐにネットで調べてくれるので。

        とりあえず、「子育てkitchenっていうのがあってね」って教えてます。

 

        あと「うちでもやってるー」という人が多いんですけど、よく聞くとやっぱり

        お菓子とかパン・ホットケーキで「毎日のごはん」ではないんですよ。

        小学校行けば、家庭科あるじゃない?って感じかな。

 

————-包丁は危険だから使わせたくないってことですね?

 

Yさん  包丁どころかはさみを持たせてないとか

        大事にし過ぎてる感じの方がいますね。

        お菓子やパンだったらやるって人多いんですけど、包丁使わないですもんね。

 

 

Rさん  以前友達に「子どもに包丁? とんでもない」って、すごい勢いで

        言われちゃって。

        人によっては、驚くようなことなんだなーってびっくりしたんです。

        だから驚かせちゃいけないなって、なかなか伝えられない (笑)

 

————-そうすると、料理に接することがあまりなくなっちゃうような・・・。

 

Rさん  なにかで見たんですけど、若い男子がスーパーのレジに入っていて、

        キャベツとレタスがわからない子がいるって。

        4歳のウチの子だって、もうわかることなのに・・・!

 

Yさん  勉強熱心なお家は、四字熟語とか掛け算とかどんどん先にやらせてますよね、

        いまのうちのほうが覚えるとかって言いますよね。

        でも、ほんとは料理も一緒なんじゃないかと思うんです。

 

        やりたいし、できるんだったら、どんとんやらせてあげたらいいのに。

        変わらないですよね、漢字だって、料理だって。

 

ホリデー 漢字と包丁、あははは、漢字のほうがラクかもね。

 

一同   たしかにーーーー! 爆笑

 

 

  • 子育てkitchen流が、親のこころに響く

————-親子料理教室で、料理以外に得たものありますか?

 

Rさん ちょうど、きのうウチ、カレーだったんですけれど、いつもやってくれるので、

        「誰か玉ねぎむいてくれないかな」って声かけたんですけどね。

        二人ともテレビに夢中で(笑)

        「きょうはテレビ見たいから、やらないよ」って言いに来たんです。

        でもそういうときに、子育てkitchenで

        「子どもはやりたくないこともあるからね」っていう言葉を聞いていたの

        で、イライラしないで受け止められましたね。

        子どもたちのやりたい気持ちを尊重して、押し付けないようになりました。

 

Yさん わたし、保育園の保育士の仕事していたんです。

(一同「えーーーー」)

        だから、職業病で時間通りにやらさせなくちゃって意識があったんですけど

        子育てkitchenに来ておかげさまでそれがなくなりました。

 

        「みんなやりましょう」じゃなくて、

        こういう言葉かけでいいんだなってわかりました。

        わたし、いまは保育士じゃなくて、ひとりのお母さんなんだって、

        腑に落ちたんです。Kitchen・・・よかった・・・・。

        たぶん、子どもよりわたし自身が楽しかった!

 

—————–ひとりのお母さんとして、特になにがよかったですか?

 

Yさん  子育てkitchenも、時間の中で3品とか作るから、時間の中でやるでしょ?

        でも、時間の使い方や流れが、子ども主流の使い方・・・なんですね。

 

        料理を完ぺきに子どもができるわけじゃなくて、むしろ親の心のほうへ響い

        たことが大きいかな。

        声かけとか、どう子育てしたらいいのかが、わかるっていうか。

 

—————親のスタンスって感じかしら?

 

Yさん   そうですね。

 

Rさん   最初は、わたしが働いてる間に子どもがごはん作ってくれいたらいいなって

         思ってたんですよ(笑)

         でもゆみさんから「作らないよ、興味があれば戻ってくるけど、

         子どもは大きくなったら、もれなくやらなくなるよ」って言われて、

         そうなんだ!って驚きました。

         必死に教えても、戻ってこないこともあるんだって、

         親の都合よくは行かないんだって……わかりました~

(一同爆笑)

 

 

  • 料理も絵本も、勉強もほんとは同じ

————-そのほか気づいたことはありますか?

Rさん  さきほどの勉強と料理のことですけど・・・結局2つはつながりますよね?

 

Yさん  うんうん、同じですよね? なんで分けるのか不思議。

 

Rさん  あの~、某通信教育の体験を促す教材で

        4回に1つは「食がテーマ」なんですよ。

        でも、うちは、「全部もうやっちゃったよね」ってことばかりなんです!

 

        たぶん、小学校の理科につながるし、

        計ったりすると、算数にもつながるでしょ?

        生活に密着して、自然に、勉強にもつながってるんですよね。

 

Yさん  なんか、そのほうが机の上の勉強より勝手に覚えてしまうんじゃないかな?

 

 

————身につくと思いますよね。覚えたくなくても覚えちゃう感覚。

      楽しくやっているのがいいですよね!

 

Rさん  親と子の会話が変わる気がして・・・

        八百屋さんに行っても、野菜を見て調べるきっかけになっています。

        そういうことを話せる親子関係が作れるのは、いいですよね。

 

ゆみ   子どもが喜んで料理をするのは、大人がホントに驚くし作ったものを

        「すごい!  おいしい!」って食べてくれるからだと思うよ。

 

とこ   うんうん。料理ってね、お手伝いの最上級のポジションだとわたし思うの。

 

 

———–なのに、やっぱり難しいって思われちゃう。

 

Yさん   やっぱり包丁と、それと火がハードルなんですよね。

 

Rさん   でも、ここに来ると「やりよう」を知ることができるじゃない?

         ちょっとした工夫なんだけど、それがすごく大事。滑り止めを使うとか。

 

Yさん   危険を考えすぎて、万一を考えすぎて・・・やってないみたいです。

 

————危険なことをさせないから、いま危険を知らない子が多いです。

 

Yさん   ものすごく大事に守ってる感じありますね。

 

Rさん   そういうお家は、いつ危険を学ぶんでしょう。

         ずっとプロテクトしておくわけにはいかないですよね。

 

とこ    だから、高校とか大学、就職してからちょっと大変だったりして(笑)

 

一同    うんうん。

 

ゆみ    小学生で、包丁の切れる部分を握った子がいたんです。

         キラキラしているから魅力あるし、なんとなく握るものって

         認識だけがあって。

         そのほうがよっぽど危険なんですけどね。

 

  • ウチ以外のやり方を知ると、ラクになる!

————NPO法人化して、いろんな他の講座もやりはじめていますが、

     そちらは体験してみていかがですか?

     こういうのもあったらいいなとか、ありますか?

 

Rさん  絵本講座で、昔ばなしとか、日本の神話とか、そういうテーマのも

        講座にしてほしいです。

 

Yさん  図書館で探しきれないし・・・

        図書館の人に聞いても「作者は誰の昔はなしですか?」って聞いてくれる人

        と、ポンってなにも聞かずに出してくる人といて。

 

とこ   あー、それは・・・残念すぎる。

 

Yさん  クリスマスのスペシャル絵本会に出て、子どもにではなく自分が欲しくなっち

        ゃって、やっぱり買っちゃいました(笑)。

        主人もすごく気に入ったんですよ。

        それでね、実は自分で絵本をまねて、工作もしたのね。

        絵本講座からいろいろ思わぬ方向に広がりました。

 

あやこ  すごーーーーーーい!

 

Rさん  わたしは20年プロジェクトにも参加して、おもしろかったです。

        参加した後に夫婦で話し合ったのが、すごく楽しかったんです。

        あれは、ベースの考え方になって、子育ての土台になってます。

        劇的に変わってこうなりましたーっていうのはないんですけど、

        どのシーンにもあの考え方が活きてます。

 

 

 

————いまの話を聞いていると、もしかして、みんなで、講座のその後のシェアを

     おしゃべりできたら楽しい?

 

Rさん  わあ、すでに楽しそう!

        他のウチの話を聞くと、自分ちを客観的に見られていいんですよね。

 

Yさん  kitchenのときは、しゃべってられないので、その後にゆっくり話すのは

        いいですよね。

 

Rさん  家で実際やってみて、あれ~ここはみんなどうやってるんだろうっていう

        のも ありますよね。知りたくなることがけっこうあるかも。

 

Yさん  気になってたけど、受講できなかった講座の様子が聞けるの、いいですね。

 

 

———–ところで、料理からスタートしている子育てkitchenですが

    他の講座にイメージギャップはないですか?

 

Yさん  わたしの中では、みんなつながってます。

        さっきも言ったみたいにみんなつながってる。

 

とこ   うんうん、子育てしていると、「きょうは料理だけ」とか「絵本だけ」じゃな

     くて毎日の生活の中に入ってきますよね。

        その意味で、子育てって、ひとつひとつじゃなくて全部つながってるんです

        よね。

 

Rさん   わたしもそれは感じますね。

        それにね、最近は、幼稚園や学校はホンネを教えてくれないって言いますよ

        ね。だから、ホンネを言ってくれる親以外の人を探しましょうって。

 

ホリデー 子育ての中で、自分の親がやってきたことしか知らないと

        それが思い込みだったりすることもある(笑)。

        別の方法もあるんだって知ることで、すごくラクになるよね。

 

 

———–子育てkitchenが、そういう場になれたらいいですね。

    いいお話たくさん聞かせてもらいました。ありがとうございました!

    これからも子育てkitchenをどうぞよろしくお願いします!

 

親子のイラスト